英語を独学

【超簡単】英語脳を作るために実践すべき3つのシンプルなこと

YUICHI

こんにちは。通訳案内士YUICHIです。

今回の記事では、英語を独学で、しかも最速で話せるようになるために、ぜひあなたに実践してだきたいアウトプットの習慣についてお伝えします。

単語を覚えるときは画像検索と英英辞書を使う

英和辞書に書かれた英単語の日本語訳は、必ずしも意味が一致しないことがあります。

なので、知らない英単語に出会ったら、まずは英単語の意味を Google の画像検索で確認しましょう。

たとえば、英語の “put” の訳語として、あなたは「置く」という訳語を知っていると思います。

以下は、”put” と入力したときのGoogle 検索結果です。①~④の絵を見てください。

put =「置く」という訳語が当てはまるでしょうか?

Google の画像検索を一部抜粋

①なら、「本を置く」のように素直に put ⇒ 置く、と置き換えても問題なさそうですね。

では、②を見てみましょう。「服を置く」と言ってもよさそうですが、「服を(棚に)入れる」のほうが分かりやすそうですね。

③は前置詞”on”を伴っており、動詞句になっていますが、日本語で「服を置く」とは言わないですね。「服を着る」というはずです。

④については、もはや日本語の「置く」の意味とは相当かけ離れています。こちらも動詞句です。”put out ~” で「~(火などを)消す」という意味になります。

そこで知りたいのが、「そもそも “put” ってどういう意味なの?」ってことですよね。

英単語の本当の意味を確認するときは英英辞書を使うのがおすすめです。

また、ここでは深く触れませんが、発音記号も一緒に覚えておくと正確な発音を確認できます。

発音記号については以下の記事でも確認できます。

▶ カタカナ英語では発音が通じない?正しい発音に必要なものとは?

LONGMAN の英英辞書によると、”put” の意味は「あるものを特定の場所、位置などへ動かすこと」と書いてあります。

そして、必ずしも、位置関係が下にあるものの上に置くという意味だけじゃなく、体の表面とか空間の中なども移動先なるのが、日本語の「置く」と違うところ。

つまり、”put” は日本語の「置く」よりも広い意味を持っているのです。

いかがでしょうか。英単語の意味には英和辞書だけでは説明しきれない部分があることが解っていただけたと思います。日本語に置き換えが難しい以上、イメージや原語による説明で意味を掴むのがいちばんです。

ちなみに、英和辞書は、Google 検索や英英辞書で単語の意味を把握できた後、「この単語は日本語でなんて意味になるんだろう?」と確認するために使う感じでいいですね。

目に入ったものを英単語で口にする

当たり前のことですが、英語は言語です。言語である以上、あなたが布団の上で目を覚ました後、見えるものすべてに英単語が用意されているはずですね。

まずは、日常的に目に入ったものを英単語でつぶやく習慣を付けましょう。また、周りに人がいてつぶやきにくいなって思ったら、頭の中で諳んじるのでも構いません。

たとえば、布団の上で目を覚ました後に見えるもの…

ceiling (天井)、blanket(毛布)、pillow(枕)、room(部屋)などですね。

通勤、通学の途中なら…

car(車)、traffic sign(信号機)、cloud(雲)、flower(花)などですね。

まずは名詞だけでも大丈夫なので、ぜひ習慣化してみてください。また、脳への負荷を減らすために、簡単な単語でやるのがポイントです。

慣れてきたら英文を口にしてみよう

単語だけじゃ物足りないな…って思い始めたら、形容詞を付けて口にしましょう。

small car(小さな車)、red car(赤い車)、yellow flower(黄色い花)…のように。

さらに物足りないな…って思ったら、思い切って動詞を付けて英文にしましょう!

A small car is running(小さな車が走っている)、children are talking(子供たちが話をしている)

といった具合ですね。

英文にするには、文法の知識も要りますので、以下の記事カテゴリーで必要な文法事項を確認することをお勧めします。

英語のキホン「文法」

「瞬間英作文」の本に書いてある日本語を読んで英語に変換!

ここまでくれば、英語を話せる土台が整ったも同然です。あとは、瞬間英作文のトレーニングを繰り返すだけ。

世の中の本屋さんには「瞬間英作文」について書かれた本がたくさんあるので、それを使って簡単に練習できます。

ここでもポイントは、簡単な単語と文法で繰り返すこと。

僕たちは中学、高校を経てたくさんの英単語を学んでいるはずなので、簡単な単語でやれって言われると馬鹿にされた感じがするかもしれませんが、これがとても重要なことなのです。

難しい単語を頭から引き出そうとすると、脳に高い負荷がかかってしまいますし、そもそも長続きしません。筋トレ初心者がいきなり100kgのバーベルを使ってベンチプレスするようなものです。

あなたの目的は、英語脳を作ること。つまり、英語で物事を捉えて、英語で発話することです。

ちなみに僕は、森沢洋介さんの書いた「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を愛用しています。

この本は、僕が、英語を思い通りに話せるようになった今でも使っている本です。特にしばらく英語を話す機会がなかったときは、この本を使ってウォーミングアップしていますね。

まとめ

今回は、英語を独学で話せるようにするために、ぜひあなたに実践してほしい習慣について書きました。

英会話トレーニングも、筋トレと同じ。地道なトレーニングの繰り返しです。高校受験や大学受験など、あまり過去の英語学習経験にこだわりすぎずに、簡単な単語や文章を繰り返し、繰り返し口にすることで、英語を話せるようになりますよ。

英会話を話すために最も大切なのは、中学や高校で実践しなかった英語脳を作ることですから。

それでは。今回も最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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